来春が楽しみなニュースです。

劇団四季 | ミュージカル『春のめざめ』来春 自由劇場にて上演決定!

演劇ニュース[劇団四季がNY発のヒット・ミュージカル『春のめざめ』を2009年春から上演] - シアターガイド

劇団四季が創立55周年会見、衝撃作『春のめざめ』製作を発表

ミュージカルの説明はシアターガイドから引用。

原作は、19世紀末の劇作家フランク・ヴェデキントの戯曲で、思春期の少年少女の心の揺れや性の葛藤を赤裸々に描き、当時の社会にセンセーションを巻き起こした問題作。

2007年には、トニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀楽曲賞など主要8部門を独占した超話題作。

ウィキッドも素晴らしかったですし、期待できそうですねー。

Youtubeで劇団四季の「ソング&ダンス 55STEPS」テレビコマーシャルの映像がアップされてます。

四季の会の会員なので、チケットは予約済みです!「ソング&ダンス」シリーズは今回で4作目ということなのですが、初めて体験します。いまから楽しみー。

昨日は、劇団四季の「むかしむかしゾウがきた」の千秋楽公演に行ってきました。 一昨日の「夢から醒めた夢」が夜公演だったので、感動の覚めないうちにいつものように浜松町の劇団四季へ向かいました。

むかしむかしゾウがきた
2008年8月24日(日)12時開演
劇団四季 自由劇場

この作品もファミリー向け、というだけあって観ていて楽しかったです。九郎衛門という名前の象が主役なのですが、2人の役者さんが着ぐるみの中に入っていたのですが超リアル。まるで本物の象のようでした。劇団四季は、CATSやライオンキングなど動物系の役を演出するのが本当に上手い。感心しました。

このミュージカルでは、「ひろめ屋」と呼ばれる当時の新聞屋さんのような人がストーリーテラーなのですが、ベテランというだけあってこれもよかった。あと、「太郎坊」役の石井雅登さんは「ユタと不思議な仲間たち」のユタだろうなぁとか、おミヨ役の大徳朋子さんはほんとに童顔だなぁとか。なんだか、ボクも結構な演目を観てきたなぁ、と感慨深い気分になってしまいました。

ストーリーは、中国からの贈り物であるゾウが日本のとある村にやってくるお話。

ゾウと人間、いのちの大切さは一緒。

というメッセージがヒシヒシと伝わってきました。愛犬のマリィとノアも、人間とおなじ大切ないのちを持っていることを再認識しつつ、お留守番させていることに心が痛みました。最近、涼しくなってきたから、近いうちに一緒にお出かけしよう。そうしよう。

千秋楽でしたが、特別な演出は無かったけれど公演が終わったあとにロビーで出演者全員が出迎えてくれました。そこで感心したのは出演者の方々の目力(めぢから)です。数百名もの観客に対して握手しているのに一人一人に対してお客さんの目を観てちゃんと「ありがとうございました」と丁寧に挨拶しているんです。たぶん、ボクだったら百人くらいで頭が痛くなってしまう。プロ意識がとっても高いなぁ、とあらためて四季ファンになってしまいました。

(出演者)

ひろめ屋 : 川口雄二
太郎坊 : 石井雅登
太郎衛門 : 青山祐士
おゆき : 大橋伸予
おミヨ : 大徳朋子
ゴンじい : 深見正博
与作・家老 : 川地啓友
松吉・殿様 : 高林幸兵
七郎 : 田島康成(劇団昴)
唐の国のお使い : 龍澤虎太郎
敵兵頭 : 関 与志雄
九郎衛門 : 伊藤礼史 中村智志

【男性アンサンブル】
村中弘和
玉井晴章
安江洋介
ユ スングク
瀧澤行則
鈴木伶央
新庄真一
【女性アンサンブル】
須田綾乃
桜 小雪
熊本梨沙
大槻純子
山本奈未
宮尾有香

080823|夢から醒めた夢|劇団四季  

Posted by niihar in

昨日は、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」を観てきました。

夢から覚めた夢
2008年8月23日(土)17時30分開演
劇団四季 四季劇場[秋]

まず、楽しかったのは開演前の演出ですねー。ファミリー向けということもあって、開演前にはロビーにて、様々なキャラクターがお出迎えしてくれました。そして、舞台でもピエロたちが、踊りなどをしてくれてました。ボク達は開演ギリギリに舞台に到着したので、ゆっくりと楽しむことができなかったけれど、もしこれから行く人は「開場」と同時に劇場に到着することをオススメします。

次に、特筆すべきは吉沢理絵さんの表現力ですね。元々、子役出身なだけあって、抜群の安定感をもった女優さんですが、明るくてパワフルで愛らしい役柄をやらせたら本当にピカ一だとおもいます。今年の春に「赤毛のアン」でもアン・シャーリー(主役)を演じており、ハマリ役だと感心していたのですが、今回のピコ役もとっても善かった。彼女の歌声は人を元気させる力がありますねー。

夢から醒めた夢」は、赤川次郎氏原作で既に1000回を超える上演実績を誇るだけあって、非常に感動しました。その中でも、デビルという霊界空港の役人がキャラクターの口癖で

自分のことばっかり考えやがって

というのがあるんですが、段々とそれに疑問を持ち始めていく様、つまり人は結構みんなのことを考えているんじゃないか、ということに気づいていくシーンが印象的でした。

あとは、個人的には「異国の丘」の平井役だった織田修二さんが霊界空港で老人役で出ていたのが感慨ぶかかったですね。

ちなみに、劇終了後には、劇団四季の会員限定でホワイトパスポートをもらうことができました。ちゃんと「査証」書かれていて観劇した日付のスタンプを押してくれるんですよー。「夢から醒めた夢」の前回、前々回公演でも配っていたみたいで3回スタンプを教えてもらえると素敵なチケットホルダーがもらえるそうです!

いやー、今回の会期は9月21日までなんですがもう一回くらい、「夢から醒めた夢」の夢の世界に行ってしまいそうですー。

(出演者)

ピコ : 吉沢梨絵
マコ : 花田えりか
マコの母 : 織笠里佳子
メソ :飯村和也
デビル : 道口瑞之
エンジェル : 有賀光一
ヤクザ : 野中万寿夫
暴走族 : 大塚 俊
部長 : 田中廣臣
老人 : 維田修二
老婦人 : 佐和由梨
夢の配達人 : 北澤裕輔

【男性アンサンブル】
松本和宜
石野喜一
畑野年孝
中村 巌
金子信弛
牛 俊杰
田井 啓
【女性アンサンブル】
畠山 馨
中元美里
鈴木真理子
井上あゆみ
織田なつ美
白澤友理
鈴木友望
海野愛理
小澤真琴
有村弥希子
佐伯真由子
峰岸由佳

080802|南十字星|劇団四季  

Posted by niihar in

先日、劇団四季の「南十字星」観ました。

南十字星
2008年8月2日(土)17時30分開演
劇団四季 四季劇場秋

日本とインドネシアの間に、こんなにも濃密な関係があったなんて。第二次世界大戦というと、中国やアメリカ、ヨーロッパ諸国の印象が強いですよね。あらためて、先の世界大戦でいかに日本が世界を相手に暴れ回ったのか、再認識をさせられるミュージカルでした。

東京観劇レポート