2008年12月23日は、日生劇場で「ラ・カージュ・オ・フォール」の公演を観てきました。

「ラ・カージュ・オ・フォール」
2008年12月23日(祝)12時30分開演
日生劇場

(出演者)
・ジョルジュ(「ラ・カージュ・オ・フォール」経営者):鹿賀丈史

・ザザことアルバン(ジョルジュの情婦):市村正親

・アンヌ(ミッシェルの恋人):島谷ひとみ
・ジャン・ミッシェル(ジョルジュの息子):山崎育三郎

・ジャックリーヌ(レストラン経営者):香寿たつき

・シャンタル(カジェル):新納慎也
・ハンナ(カジェル):真島茂樹

・ダンドン議員 (アンヌの父):今井清隆
・ダンドン夫人 (アンヌの母):森公美子

・ジャコブ(ザザの侍女):花井京乃助
・ルノー(カフェの主人):林アキラ
・ルノー夫人(カフェの女将さん):園山晴子
・フランシス(舞台監督):日比野啓一

・メルセデス(カジェル):大塚雅夫
・デルマ(カジェル):石丸貴志
・フェードラ(カジェル):美濃 良
・オデット(カジェル):香取新一
・モニク(カジェル):水野栄治
・ロシン(カジェル):富山 忠
・ニコル(カジェル):附田政信
・クロクロ(カジェル):佐々木誠
・ビデル(カジェル):杉山有大
・アンジェリク(カジェル):加賀谷一肇

(あらすじ)
南仏サントロペーの人気ゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」を中心として繰り広げられる物語。経営者ジョルジュと看板スターのザザことアルバンは20年もの間一緒に暮らしている。ジョルジュには、最愛の息子ジャン・ミッシェルがおり、アルバンが母親がわりとなり、手塩にかけて育てて来た。
そのジャンが、結婚宣言したことから騒ぎが始まる。相手は、ゲイ反対派の急先鋒である政治家ダンドン議員の娘アンヌ。彼女の両親がジョルジュに会いに来るというので、ジャンの母親を呼んでその場をとりつくろおうとする。しかし、ジャンの母親が来られなってしまった。
そこで、アルバンは女装して母親になりすまし、馴染みのジャクリーンのお店で出会うことにしてダンドン夫妻の前現れる。このアルバンのおかげで、その場はひとますハッピーエンドになるかと思いきや・・・

(感想)

やっぱり、鹿賀さんと市村さんのコンビは最高です!前回は「ペテン師と詐欺師」を観ました。

東京観劇レポート: 080113|ペテン師と詐欺師|日生劇場

このときは、年齢相応なオジサン役だったのですが、今回の役は二人ともゲイ。

市村さんといえば、映画『ホテルビーナス』でも老オカマのビーナスを好演してましたね。このときは物静かなオカマでしたが、今回のザザはゲイクラブの看板スター。

男でありながら、ジョルジュを息子のように愛していることがよく伝わってきました。それは人間味あふれる演技が出来る市村さんだからこそ、出来たんじゃないかと。

ゲイクラブのショーも迫力があってよかった。男性が女装して華やかな群舞を繰り広げるので、迫力もあるしスピード感もあり、笑える。ゲイ文化も立派なエンターテイメントだなぁー、とつくづく感じました。

ちなみに森久美子さんもキャストに組み込まれてますが、出演されるのは第2幕の後半。彼女も圧倒的な存在感があって好きなんですが、もうちょっといろいろと見たかったなぁ、というのが感じました。

他にはアンヌ役の島谷ひとみさんがテレビなどで観るイメージよりもだいぶ細くてちっちゃいなぁ、というところ。やっぱり舞台は生の役者の姿を見ることが出来ていいですね。

p.s.今回は諸事情により奥さんと行くことが出来なかったので、再演するときは是非一緒にいきたいなぁ。そして、前日の23時過ぎに連絡したにも係らず快く付合ってくれた友人に感謝感謝です!

2008年12月14日の夜に帝国劇場 ミュージカル『エリザベート』の公演を観てきました。

『エリザベート』
2008年12月14日(日)17時開演
帝国劇場

(出演者)

エリザベート:朝海ひかる
トート:武田 真治
マックス:村井 国夫
ルイジ・ルキーニ:髙嶋 政宏
フランツ・ヨーゼフ:石川 禅
ゾフィー:寿ひずる
マダム・ヴォルフ:伊東 弘美    
ルドヴィカ:春風ひとみ
ルドルフ:伊礼 彼方

(あらすじ)

あらすじは、wikipediaの記述を参照。

エリザベート (ミュージカル) - Wikipedia

(感想)

東宝系のミュージカルでよくあるのですが、今回もダブルキャストでした。ダブルキャストというのは、一つの役に対して2名の役者がキャスティングされることです。そのため、公演毎に演じる人が代わるので、当然印象も代わってきます。

というわけで、本題ですがエリザベートのキャスティングで特筆すべきはトート役の武田 真治さんの演技ですねー。「めちゃイケ」の印象が強かったのでどうかなー、と思っていたのですが独自の世界観を持った演技をしていました。これはオリジナリティーがあるなぁ、と感じました。

トートは、「黄泉の帝王」という設定なのですが武田さんの場合、ナヨナヨっとした印象。オカマみたいな歌い方をして粘っこい。でも、それって武田さんがやると本来の自身のイメージとリンクして妙なリアリティーがある。そこに魅力を感じました。あくまで、自分自身がトートを演じる場合にどうしたらいいのか、ちゃんと考えているような気がしました。

さすが、めちゃイケメンバー。

あと、よかったのはルキーニ役の髙嶋さん。主役であるエリザベートの暗殺者なのですが、同時にストーリーテラー役も兼ねていてそれがいい味を出してました。

東宝ミュージカル版のエリザベートが2000年に始まってからずっとルキーニ役を務めているのも納得ですね。

今度はダブルキャストの別バージョンで観てみたいです。

(ミュージカル「エリザベート」プロモーション映像)

<a href="http://eyevio.jp/movie/163876"><img src="http://eyevio.jp/_images/t/to/toho/163876/jytxgbclsbqgjhgbotfu_w1.jpg" />ミュージカル&#12300;エリザベート&#12301;プロモーション映像</a>

081130|55STEPS|劇団四季  

Posted by niihar in

11月30日に、劇団四季のミュージカル「55Steps」の公演を観てきました。

「55Steps」
2008年11月30日(日)
劇団四季 四季劇場[秋]

(出演者)

【ヴォーカルパート 男性】
阿久津陽一郎
高井 治
李 涛
【ヴォーカルパート 女性】
井上智恵
早水小夜子
花田えりか

【ダンスパート 男性】
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
徳永義満
斎藤洋一郎
岩崎晋也
脇坂真人
神谷 凌
厂原時也
【ダンスパート 女性】
中元美里
駅田郁美
杏奈
須田綾乃
柴田桃子
恒川 愛
坂田加奈子
高倉恵美
海野愛理
泉 春花

(あらすじ)

劇団四季が手がけてきた数々の作品の中から選りすぐりの音楽とともに、新たにアレンジをしたダンスによって、再構成された「まるでミュージカルの宝石箱」のような作品。

(感想)

この55Stepsは、劇団四季のホームページなどで「まるでミュージカルの宝石箱だ。」というキャッチコピーが使われています。このコピー、決して大袈裟なものではないと思います。

本当に宝石を散りばめたようなステージでした。

後述するYoutubeで公開されているプロモーション映像にもありますが、第1幕のラストを飾る「美女と野獣」のナンバーである「Be Our Guest」は圧巻。鳥肌がたちました。

あと、第1幕でいえば「ドレミの歌」もよかったなぁ。THE SOUND OF MUSICからの曲で、幼稚園で教わるこの曲ですが、観客を巻き込んだとっても素敵な演出がありました。これはネタばれするので詳しくは書きませんが、教育テレビ風の演出でこれでもか!、これでもか!というくらい幸せな感じでした。

第2幕は、昭和3部作の名曲から始まりました。3部作を知っているヒトにはたまらないですねー。ただ、ちょっとリサイタル的な雰囲気もあって、1幕と同じような雰囲気を求めるとツライかも。曲のよさを楽しむっていうところに重きをおいたほうがいいですね。

あと、55Stpesの特筆すべき点は演出が、浅利慶太氏ではないところ。劇団四季の演劇やミュージカルはほとんどすべての作品で、浅利氏が演出しています。しかし、この55Stepsは加藤敬二氏が手がけています。この加藤氏は、55Stepsの前身である「ソングアンドダンス」、「ソングアンドダンス2」でも演出を担当しており、今回で3回目。

正直なところ、荒削りな部分もあって他の作品には無い感じが随所にありました。それを違和感というのかも知れませんが、好印象のものもあればそうでない部分もいくつかありました。

劇場で販売されているパンフレットの中で、浅利氏も書いていましたが、

「劇団四季は既に浅利慶太だけで動かしているわけではない」

という名のとおり、新たな息吹を感じた気がします。ちなみに、余談ですが現在の劇団四季の公演は初演以外の作品については各公演毎に「演出委員会」という組織が存在しており中堅の役者が、ほぼ舞台リハーサルが出来るレベルまで演出を仕上げることが可能な仕組みが出来ているのだそうです。

確かに日本全国で公演をやっているわけで、そのような仕組みがないと回らないでしょうね。

ただ、この55Stepsは野球で例えるならばオールスターゲームなわけです。そうではない、ミュージカルや演劇については未だに浅利氏の演出がなされているわけです。それを問題というのか、むしろ劇団四季とは浅利氏演出のものだと割り切ってしまったほうがいいのか。

部外者にしては、余計なことかもしれませんが劇団四季の将来について思いをめぐらしてしまう、そんなことを考えながら、55Stepsを観ていました。

ちなみに、この公演は再演とか無いと思います。同じような企画があったとしても、違う演出がなされるはず。オールスターゲームですから。その時に最高のパフォーマンスを提供するのが、ソングアンドダンスだと思います。公演は、2009年3月29日まで。3月分のチケットは来年1月17日から一般発売ですので、気になる方は是非!

(Youtubeの映像)

YouTube - 劇団四季『55ステップス』プロモーション映像

081123|解ってたまるか!|劇団四季  

Posted by niihar in

劇団四季の「解ってたまるか!」の千秋楽公演を観てきました。

「解ってたまるか!」
2008年11月23日(日)
劇団四季 自由劇場

(出演者)

村木明男(ライフル魔) : 加藤敬二

【捜査本部】
瀬戸内(警視庁刑事部長 捜査本部長) : 山口嘉三
武田(警視庁捜査一課長 捜査本部副部長) : 池田英治
春野(麻布警察署長 捜査本部副部長) : 岡田吉弘(劇団昴)
熊谷(警部補) : 牧野公昭
力石(警部補) : 朝隈濯朗
平澤(警部補) : 香川大輔
絹川(巡査部長) : 藤川和彦
和田(巡査) : 高草量平(劇団昴)
【報道班】
明石(中央新聞記者) : 青羽 剛
倉持(東京経済新聞記者) : 鈴木 周
反野(東方新聞記者) : 田島康成(劇団昴)
【文化人グループ】
後藤則彦(大学教授) : 川地啓友
山中俊夫(弁護士) : 勅使瓦武志
大濱 茂(映画監督) : 田代隆秀
久田川順平(劇作家) : 岡崎克哉
【人質】
奥澤(綽名ヘッピリ) : 坂本岳大
甘粕(綽名オーアマ) : 田中廣臣
栗林(綽名ボヤキ) : 福山廉士(劇団昴)
関山(綽名カレススキ) : 神保幸由
結城(綽名ユダ) : 芹沢秀明
政子 : 中野今日子
光枝 : 佐和由梨
静 : 新子夏代
【ホテル関係者】
鈴木(支配人) : 井上隆司
内田(ルームサービス係)/シューベルト(ドイツ人) : 畠山典之

(あらすじ)

舞台は、一流ホテルのハイクラスの一室。ライフル魔・村木は、12人の人質をとり立てこもり、大量のダイナマイトを部屋に仕掛けて、警察と徹底抗戦をしている。自らの犯罪を

「社会的正当防衛である」

と訴える村木に、周囲は翻弄されるばかり。

「冷たい世間よりもこの部屋の方がよほど安全で平和だ」

村木の言葉に人質たちもだんだん説得され、村木を頂点とした奇妙な仲間意識が生まれてきます。
そのような中、なぜだか新聞記者やテレビ取材班が部屋にやってくる。警察はやってこないのに。人質救出にはあまり興味がないマスコミたち。トクダネを狙って、記者同士で互いに牽制したり足を引っ張ったり。。。

(感想)

まず、何よりもびっくりしたのは自由劇場の隣で上演している「55 STEPS」の構成、振付、演出の加藤敬二さんが、主役として出演しているところ。「55 STEPS」は大丈夫なの?と声をかけたいくらいでした。
(補足:次週に観に行った「55 STEPS」では感動のあまりウルウルしてしまいました。)

劇団四季 作品紹介(ステージガイド) 劇団四季ソング&ダンス~55STEPS~

気を取り直して、「解ってたまるか!」の感想ですが一言で言えば、ライフル魔 村木(加藤敬二)の独壇場ですね。あまり世間のことは知らないけれども、妙に説得力があり真実を述べているように聞こえる村木の台詞はとても魅力的でした。

果たして、村木の話している内容が真実なのか、単に口調が説得力があり自信に満ち溢れているから真実を語っているように聞こえるのか、はたまた村木に翻弄される人質や警察、報道関係者の姿から、観客である自分自身も翻弄しているのか、解らないけれどもとにかく笑わせていただきました。

ただ、ひとつ気になるのは「解ってたまるか!」というタイトルかなぁ。もう少しいい題名があったような気がする。劇の途中で、なんでこのタイトルとしたのか理由がわかるので、ある意味スッキリはしてるのですが、この劇自体の魅力を果たして引き出しているのだろうか。

もっと言ってしまえば、タイトルの「解ってたまるか!」からはどんな劇なのか「解らない」わけです。面白いストーリーなだけにもったいない。

2008年12月21日から2009年1月11日まで、京都劇場で公演されるようです。

って、加藤敬二さん、55 STEPSは??

p.s. Youtubeで沢山、映像をアップされてます。こちらも要チェックですー。

(Youtubeの映像)

YouTube - 劇団四季『解ってたまるか!』出演者からのメッセージ

YouTube - 劇団四季『解ってたまるか!』コマーシャル

YouTube - 劇団四季『解ってたまるか!』稽古場レポート

 

(劇団四季のホームページのコラム)

『解ってたまるか!』東京公演が千秋楽を迎えました

11月3日、『解ってたまるか!』東京公演が開幕しました

「いるいるこんな人」――思わず吹き出す『解ってたまるか!』 まもなく開幕!

爆笑喜劇『解ってたまるか!』まもなく開幕![動画追加]

081026|ブラックコメディ|劇団四季  

Posted by niihar in

劇団四季の「ブラックコメディ」を観てきました。この日は、自由劇場での千秋楽公演でした。
(2008年11月16日から12月13日まで、劇団四季京都劇場にて上演中!)

「ブラックコメディ」
2008年10月26日(日)時開演
劇団四季 自由劇場

(出演者)

ブリンズリー・ミラー      荒川 務
キャロル・メルケット     濱田めぐみ
ミス・ファーニヴァル     はにべあゆみ
メルケット大佐     志村 要
ハロルド・ゴリンジ     栗原英雄
シュパンツィッヒ     高橋征郎 (劇団民藝)
クレア     八重沢真美
ゲオルク・バンベルガー     勅使瓦武志

(あらすじ)
ブラックコメディの舞台は、ロンドンのとある一室。
若手彫刻家ブリンズリーとその恋人キャロルは結婚を控えたカップル。その日は、キャロルの父親メルケット大佐がやってくることになっています。さらに、ブリンズリーの彫刻作品を見に大金持ちの収集家が訪ねてくる予定。結婚を控えたふたりにとって、自分達の未来が決まる大事な一日。
ところがなぜか急に部屋は真っ暗に。不測の事態にもかかわらず、少し変わった隣人たちやブリンズリーの元恋人クレアまでがやってきてしまい、もうパニック状態。
それでも、ブリンズリーはなんとか丸くおさめようとするのだが・・・

(感想)

ブラックコメディの原作は、「エクウス」を書いたピーター・シェーファー氏。

東京観劇レポート: 070728|エクウス(馬)|劇団四季

「エクウス」のほうは緊張感があり、シリアスな印象が強かったのですが、このブラックコメディでも常に緊張感があり、身を乗り出して(気持ちだけです、四季では前傾姿勢での観劇は禁止されてます)ストーリーの展開を見守っていました。

ほんとうに次々と訪れてるハプニングに、おもわず主人公であり若手彫刻家のブリンズリーに感情移入をしてしまいます。特に、美術商でブリンズリーに友人以上の好意を持っているハロルド(男)の部屋から勝手に拝借した家具を暗闇の中、こっそりと返すシーンがあるのですが、いくつもある家具を返しているうちに、間違って「さっき返した家具」をもう一度持ってきてしまうシーンはクスクスと笑ってしまいました。

ストーリーの展開についてはある意味、その昔に一斉風靡したドリフターズのコントや吉本新喜劇に通じるものがあるんじゃないかな。

そして、主演でブリンズリー役の荒川 務さんはほんと格好よかった。コメディを演じさせて三枚目的な役柄にもかかわらず、品があるというか凛としていて好感がもてます。荒川 務さんはこの夏、ミュージカル「異国の丘」で九重秀隆役を演じられており、そのときからのファンです。次回はどんな役にチャレンジするのか、いまから楽しみです!

東京観劇レポート: 080607|異国の丘|劇団四季

劇団四季のホームページでも、千秋楽のレポートが掲載されてました。こちらもよろしければ。

力ある「笑い」に包まれた舞台――『ブラックコメディ』千秋楽!

本当に突然のニュースにびっくりしました。

劇団四季 ミュージカル『キャッツ』東京公演 2009年4月19日千秋楽決定!

数え切れないほど、また節目には観に行っていた五反田の「キャッツ」があと半年で観れなくなると思うとさびしい限りです。

以下、劇団四季のホームページから引用です。

10月16日の昼公演終了後、カーテンコールにてラム・タム・タガー役の武藤 寛より、来場のお客様に向けて千秋楽決定の挨拶がありました。

「本日は『キャッツ』にご来場いただき、誠にありがとうございます。この場をお借りして、皆さまにご報告がございます。

2004年11月11日に、ここ五反田/大崎で開幕した『キャッツ』東京公演は、来年4月19日を、千秋楽とすることに決定いたしました。

千秋楽は決定いたしましたが、最後まで『キャッツ』は全力で走り続けます。これからもご声援賜りますよう、よろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました」

来る11月11日には日本上演通算25周年を迎え、一向に人気の衰えを知らぬ『キャッツ』ですが、土地使用の契約のため惜しまれつつ幕をおろすこととなりました。これで通算4年5ヵ月の上演となり『キャッツ』史上、同一公演地での最長ロングラン記録を達成することになります。

そして、これがラムタムタイガーによるご挨拶。全然、関係ないけどこのラムタムタイガー、ちょっと爽やか過ぎのような気がするー。

来年2月からは料金の値下げもするそうです。あと3回くらい行きたいところです。

10月6日(月)7:30~40分頃、フジテレビのめざましテレビ「広人苑III」に劇団四季の加藤敬二さんが登場するそうです。

フジ「めざましテレビ」の“広人苑III”コーナーに加藤敬二が登場

10月4日から公開された『ソング&ダンス 55ステップス』の構成・振付・演出を担当する加藤敬二さんが、中野美奈子アナウンサーのインタビューを受けているそうです。素の加藤敬二さんを見る機会は貴重だと思うので、早起きしてチェックしてみてはいかがでしょうか?

四季の旬菜料理 AEN 芝離宮店  

Posted by niihar in

きょうは、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」の千秋楽公演の前に

四季の旬菜料理 AEN 芝離宮店

のランチバイキングに行ってきました。

ランチバイキングの内容はぐるなびから引用。

ランチバイキング(11:00~16:00 最終ご案内15:00)
食べ放題・飲み放題 1,680円

サラダ・お惣菜・カレー・パスタ・お食事・デザート・
お飲み物など、約30種類が食べ放題・飲み放題

更にメイン料理が(お肉・お魚)からお一人様一皿お選びいただけます。

●豚の冷しゃぶ おろしポン酢
●蓮根とすり身のはさみ揚げ 等

AENって、新宿の伊勢丹会館にも入っているんですが体にやさしい野菜中心の料理を出してくれるお店なんですよね。そこのバイキングということで楽しみにしてました。

ボクがとったメニュー。

サーモンのサラダ、粉チーズと生ハムのサラダ、ベーコンとキャベツのペンネ、かぼちゃのサラダ

トマトのサラダ、ひじき、有機野菜の煮物、ゴボウの煮物
 

豚のしょうが焼き

炊き込みご飯、鳥のから揚げ、大根の煮物

デザートたち

とっても美味しかったですー。

ランチの受付時間は11時から15時までなので、うまく時間を合わせれば劇団四季の公演の前後にいってみると素敵な休日を過ごせると思いますー。

080921|夢から醒めた夢|劇団四季  

Posted by niihar in

きょうは、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」の千秋楽公演を観てきました。
実は先月にも観劇していて、あまりにも素晴らしかったのでもう1回行ってしまったわけです。

夢から覚めた夢
2008年9月21日(日)13時開演
劇団四季 四季劇場[秋]

(出演者)

ピコ     真家瑠美子
マコ     南 めぐみ
マコの母     織笠里佳子
メソ     有賀光一
デビル     道口瑞之
エンジェル     石井雅登
ヤクザ     野中万寿夫
暴走族     大塚 俊
部長     田中廣臣
老人     維田修二
老婦人     佐和由梨
夢の配達人     天野陽一

前回の公演と比べて変わったキャストは以下のとおりです。

ピコ役 吉沢梨絵⇒真家瑠美子
マコ役 花田えりか⇒南めぐみ
メソ役 飯村和也⇒有賀光一
エンジェル役 有賀光一⇒石井雅登
夢の配達人 北澤裕輔⇒天野陽一

(参考)
東京観劇レポート: 080823|夢から醒めた夢|劇団四季

面白いのは、有賀光一さんがエンジェル役からメソ役になっているところですね。180度違うのに、全然違和感はなかった。むしろ、確認するまで同じ人が演じているとは思わなかった。

あとピコ役の真家瑠美子さんの好演っぷりですね。吉沢梨絵さんのピコと比べると、声量や演技でいえばちょっと劣るところはあるけど、歌唱力や踊りは真家瑠美子さんのほうがよかった。何より、一生懸命に演じているところにとっても好感が持てました。真家さんのピコデビューは2006年の東京公演のようですね。

真家瑠美子さん、ピコデビュー!!:★OVERTURE★:So-net blog

夢から醒めた夢」の千秋楽だったこともあって、カーテンコールでは前列の人たちが立ち上がって拍手をしてました。おそらく10回くらいはカーテンがあがったとおもう。ボクも2回目でストーリーをすべて知っていたにもかかわらず号泣でした。

また「夢から醒めた夢」、見たいなぁ。再演を希望です!

きょうは、劇団四季の「トロイ戦争は起こらないだろう」の千秋楽公演を観てきました。簡単にいえば、戦争が始まりそうな状況における

・戦争を推進する人々

・戦争に反対する人々

の攻防を描いたフィクション作品です。キャラクターの性格が生々しくも鮮やかに表現されており、深みがある劇でした。1957年当時、5000人の観客動員を果たしたという実績も納得。

トロイ戦争は起こらないだろう
2008年9月20日(土)13時開演
劇団四季 自由劇場

キャストは以下のとおり。

アンドロマック      坂本里咲
エレーヌ     野村玲子
エキュブ     斉藤昭子
カッサンドル     都築香弥子
平和の女神     西田ゆりあ
虹の女神     岡本結花
ポリクセーヌ     岸本美香
エクトール     阿久津陽一郎
ユリス     味方隆司
プリアム     山口嘉三
デモコス     栗原英雄
パリス     田邊真也
オイアクス     青羽 剛
ビュジリス     神保幸由
幾何学者     池田英治
トロイリュス     大空卓鵬

(感想)

相変わらず、ユリス役の味方隆司さんがよかったー。今回はトロイと敵対するギリシャの知将として、戦争をするかどうかの交渉役として登場していたんですが、非常に長い台詞を流暢に語っていました。

ちょっと気になったのはエレーヌ役の野村玲子さんかなぁ。トロイの国中から絶世の美女と崇められて、ギリシャとの戦争の引き金となってしまうギリシャ国王の妻役だったんですが、可愛くて周りを翻弄するような役だったんですね。

野村さんって、とっても演技の上手な人で深みがある演技をするので個人的には好きなんですが、鹿鳴館の影山伯爵夫人朝子役のような艶のある婦人役のほうがはえると思うんですよね。だから、ちょっと違和感があったなぁ。

いまの劇団四季でいえば、

・ウィキッドでグリンダ役を演じた「沼尾みゆき」さん
・赤毛のアンでアン役を演じた「吉沢梨絵」さん

あたりでの公演も観てみたい!と思いましたー。

いや、野村さんの存在感はすごいんですよ。絶世の美女という設定に対する説得力はあったし、先述の二人には出せない雰囲気はあったとおもう。とはいえ、次回作では野村さんの朝子役のような演技が見たいなぁ、とおもうわけです。

ちなみに、公演終了後にはロビーにて野村さんの旦那さんであり、劇団四季の代表である浅利慶太氏がいらっしゃいました。旧知の方々と挨拶をしてました。浅利さんの笑顔は素敵でした。でも、声はかけられなかったなぁ。次は勇気を振り絞ってみよう。そうしよう。

「赤毛のアン」京都公演開幕!  

Posted by niihar in

9月6日から京都劇場にて、「赤毛のアン」の京都公演が開幕しました。

ミュージカル『赤毛のアン』京都公演が開幕しました

劇団四季 作品紹介(ステージガイド) 赤毛のアン

キャストはこちら。

アン・シャーリー     吉沢梨絵
マシュー・カスバート     日下武史
マリラ・カスバート     木村不時子
ステイシー先生/
スローン夫人     江寿多知恵
ギルバート・ブライス     望月龍平
ダイアナ・バリー     五十嵐可絵

心温まるミュージカルです。ボクは前回の東京公演を観劇したのですが、本当によかったです。特に吉沢梨絵さんがいい!

東京観劇レポート: 080322|赤毛のアン|劇団四季

お近くの方は是非!

劇団四季の規模ってどれくらい?  

Posted by niihar in

興味深い記事が掲載されていました。

報知新聞|[劇薬BOX]原点を見直し成長を続ける「四季」

報知新聞によると、

劇団四季は今年創立55周年を迎え、10人だった劇団員が1200人に。現在年間300万人動員。総売り上げ260億円は東宝、松竹もしのぐ大ミュージカル劇団

なのだそうです。年間300万人ってすごいですよね。ボクたちは夫婦で年に10回以上は観劇をしているので、300万人のうちの20人くらいを稼いでいるわけですが、それにしてもすごいですよね。

劇団四季による初演は1957年。そして、23年ぶりの再演となる『トロイ戦争は起こらないだろう』は、古代ギリシアの詩人・ホメロスの叙情詩「イリアス」をもとに、フランスの劇作家ジャン・ジロドゥが描き上げた物語。

『トロイ戦争は起こらないだろう』自由劇場にて23年ぶりの再演

劇団四季 作品紹介(ステージガイド) トロイ戦争は起こらないだろう

主なキャストは以下のとおり。

アンドロマック      坂本里咲
エレーヌ     野村玲子
エキュブ     斉藤昭子
カッサンドル     都築香弥子
平和の女神     西田ゆりあ
虹の女神     岡本結花
ポリクセーヌ     岸本美香
エクトール     阿久津陽一郎
ユリス     味方隆司
プリアム     山口嘉三
デモコス     栗原英雄
パリス     田邊真也
オイアクス     青羽 剛
ビュジリス     神保幸由
幾何学者     池田英治
トロイリュス     大空卓鵬

すでにチケットは手元にあるので今回の上演は楽しみです。個人的には、味方隆司さんの演技が味があって好きなので、今回も注目しています。

なお、ジャン・ジロドゥによる戯曲は「ジロドゥ戯曲全集(第3巻)」で読むことができます。興味のある方はぜひ。

来春が楽しみなニュースです。

劇団四季 | ミュージカル『春のめざめ』来春 自由劇場にて上演決定!

演劇ニュース[劇団四季がNY発のヒット・ミュージカル『春のめざめ』を2009年春から上演] - シアターガイド

劇団四季が創立55周年会見、衝撃作『春のめざめ』製作を発表

ミュージカルの説明はシアターガイドから引用。

原作は、19世紀末の劇作家フランク・ヴェデキントの戯曲で、思春期の少年少女の心の揺れや性の葛藤を赤裸々に描き、当時の社会にセンセーションを巻き起こした問題作。

2007年には、トニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀楽曲賞など主要8部門を独占した超話題作。

ウィキッドも素晴らしかったですし、期待できそうですねー。

Youtubeで劇団四季の「ソング&ダンス 55STEPS」テレビコマーシャルの映像がアップされてます。

四季の会の会員なので、チケットは予約済みです!「ソング&ダンス」シリーズは今回で4作目ということなのですが、初めて体験します。いまから楽しみー。

昨日は、劇団四季の「むかしむかしゾウがきた」の千秋楽公演に行ってきました。 一昨日の「夢から醒めた夢」が夜公演だったので、感動の覚めないうちにいつものように浜松町の劇団四季へ向かいました。

むかしむかしゾウがきた
2008年8月24日(日)12時開演
劇団四季 自由劇場

この作品もファミリー向け、というだけあって観ていて楽しかったです。九郎衛門という名前の象が主役なのですが、2人の役者さんが着ぐるみの中に入っていたのですが超リアル。まるで本物の象のようでした。劇団四季は、CATSやライオンキングなど動物系の役を演出するのが本当に上手い。感心しました。

このミュージカルでは、「ひろめ屋」と呼ばれる当時の新聞屋さんのような人がストーリーテラーなのですが、ベテランというだけあってこれもよかった。あと、「太郎坊」役の石井雅登さんは「ユタと不思議な仲間たち」のユタだろうなぁとか、おミヨ役の大徳朋子さんはほんとに童顔だなぁとか。なんだか、ボクも結構な演目を観てきたなぁ、と感慨深い気分になってしまいました。

ストーリーは、中国からの贈り物であるゾウが日本のとある村にやってくるお話。

ゾウと人間、いのちの大切さは一緒。

というメッセージがヒシヒシと伝わってきました。愛犬のマリィとノアも、人間とおなじ大切ないのちを持っていることを再認識しつつ、お留守番させていることに心が痛みました。最近、涼しくなってきたから、近いうちに一緒にお出かけしよう。そうしよう。

千秋楽でしたが、特別な演出は無かったけれど公演が終わったあとにロビーで出演者全員が出迎えてくれました。そこで感心したのは出演者の方々の目力(めぢから)です。数百名もの観客に対して握手しているのに一人一人に対してお客さんの目を観てちゃんと「ありがとうございました」と丁寧に挨拶しているんです。たぶん、ボクだったら百人くらいで頭が痛くなってしまう。プロ意識がとっても高いなぁ、とあらためて四季ファンになってしまいました。

(出演者)

ひろめ屋 : 川口雄二
太郎坊 : 石井雅登
太郎衛門 : 青山祐士
おゆき : 大橋伸予
おミヨ : 大徳朋子
ゴンじい : 深見正博
与作・家老 : 川地啓友
松吉・殿様 : 高林幸兵
七郎 : 田島康成(劇団昴)
唐の国のお使い : 龍澤虎太郎
敵兵頭 : 関 与志雄
九郎衛門 : 伊藤礼史 中村智志

【男性アンサンブル】
村中弘和
玉井晴章
安江洋介
ユ スングク
瀧澤行則
鈴木伶央
新庄真一
【女性アンサンブル】
須田綾乃
桜 小雪
熊本梨沙
大槻純子
山本奈未
宮尾有香

080823|夢から醒めた夢|劇団四季  

Posted by niihar in

昨日は、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」を観てきました。

夢から覚めた夢
2008年8月23日(土)17時30分開演
劇団四季 四季劇場[秋]

まず、楽しかったのは開演前の演出ですねー。ファミリー向けということもあって、開演前にはロビーにて、様々なキャラクターがお出迎えしてくれました。そして、舞台でもピエロたちが、踊りなどをしてくれてました。ボク達は開演ギリギリに舞台に到着したので、ゆっくりと楽しむことができなかったけれど、もしこれから行く人は「開場」と同時に劇場に到着することをオススメします。

次に、特筆すべきは吉沢理絵さんの表現力ですね。元々、子役出身なだけあって、抜群の安定感をもった女優さんですが、明るくてパワフルで愛らしい役柄をやらせたら本当にピカ一だとおもいます。今年の春に「赤毛のアン」でもアン・シャーリー(主役)を演じており、ハマリ役だと感心していたのですが、今回のピコ役もとっても善かった。彼女の歌声は人を元気させる力がありますねー。

夢から醒めた夢」は、赤川次郎氏原作で既に1000回を超える上演実績を誇るだけあって、非常に感動しました。その中でも、デビルという霊界空港の役人がキャラクターの口癖で

自分のことばっかり考えやがって

というのがあるんですが、段々とそれに疑問を持ち始めていく様、つまり人は結構みんなのことを考えているんじゃないか、ということに気づいていくシーンが印象的でした。

あとは、個人的には「異国の丘」の平井役だった織田修二さんが霊界空港で老人役で出ていたのが感慨ぶかかったですね。

ちなみに、劇終了後には、劇団四季の会員限定でホワイトパスポートをもらうことができました。ちゃんと「査証」書かれていて観劇した日付のスタンプを押してくれるんですよー。「夢から醒めた夢」の前回、前々回公演でも配っていたみたいで3回スタンプを教えてもらえると素敵なチケットホルダーがもらえるそうです!

いやー、今回の会期は9月21日までなんですがもう一回くらい、「夢から醒めた夢」の夢の世界に行ってしまいそうですー。

(出演者)

ピコ : 吉沢梨絵
マコ : 花田えりか
マコの母 : 織笠里佳子
メソ :飯村和也
デビル : 道口瑞之
エンジェル : 有賀光一
ヤクザ : 野中万寿夫
暴走族 : 大塚 俊
部長 : 田中廣臣
老人 : 維田修二
老婦人 : 佐和由梨
夢の配達人 : 北澤裕輔

【男性アンサンブル】
松本和宜
石野喜一
畑野年孝
中村 巌
金子信弛
牛 俊杰
田井 啓
【女性アンサンブル】
畠山 馨
中元美里
鈴木真理子
井上あゆみ
織田なつ美
白澤友理
鈴木友望
海野愛理
小澤真琴
有村弥希子
佐伯真由子
峰岸由佳

080802|南十字星|劇団四季  

Posted by niihar in

先日、劇団四季の「南十字星」観ました。

南十字星
2008年8月2日(土)17時30分開演
劇団四季 四季劇場秋

日本とインドネシアの間に、こんなにも濃密な関係があったなんて。第二次世界大戦というと、中国やアメリカ、ヨーロッパ諸国の印象が強いですよね。あらためて、先の世界大戦でいかに日本が世界を相手に暴れ回ったのか、再認識をさせられるミュージカルでした。

080713|思い出を売る男|劇団四季  

Posted by niihar in

先々週のことですが、劇団四季の「思い出を売る男」を観ました。

「思い出を売る男」
2007年7月13日
at 劇団四季 自由劇場

舞台は、終戦間もない東京。他の作品では主演として活躍する役者さんが沢山出ていて、上演時間こそ短かったものの濃密で幻想的な空間を過ごす事ができました。

080607|異国の丘|劇団四季  

Posted by niihar in

今日は劇団四季の「ミュージカル異国の丘」を観ました。

「ミュージカル異国の丘」
2008年6月7日17時30分開演
at 劇団四季劇場 秋

この作品は一昨年、グリーンホール相模大野で観ているのですが四季の専用劇場で観るのは初めて。また「李香蘭」、「南十字星」とともに劇団四季の昭和三部作としての上演ということで楽しみにしていました。

080531|ルドルフ|帝国劇場  

Posted by niihar in

きょうは帝国劇場で「ルドルフ」を観ました。
宮本亜門演出、舞台は19世紀後半のオーストリア、皇太子ルドルフの悲恋な人生を描いたミュージカル。

080405|ラ・マンチャの男|帝国劇場  

Posted by niihar in



今日は帝国劇場でラ・マンチャの男を観てきました。1100回を超えるロングラン公演であり松本幸四郎、松たか子が出演するということで非常に楽しみにしてました。

先程、公演見終わったばかりなのですが期待していた以上によかったです。淡々と演技をする松本幸四郎さんには観ていて心地よかったし、松さんの歌や演技もうまかった。

ラ・マンチャの男という話は、宗教裁判にかけられる詩人である主人公が同じ牢屋に入れられた囚人たちの嫌がらせから自分の身を守るために即興劇を演じる。その即興劇中の老人は、自分のことをドン・キホーテと呼び、騎士の姿で周りの人間を巻き込んで大騒ぎをする。

という複雑な設定なのですが、松本幸四郎さんは見事に演じきってました。休憩はなく2時間ぶっとおしでしたが、この名作の世界にすっかりはまってしまいました。

長い間、続いている理由も納得がいきました。これからも長く公演を続けて欲しいと節に願わずにはいられない。そんなラ・マンチャの男でした。

080322|赤毛のアン|劇団四季  

Posted by niihar in

先週の土曜日に劇団四季の「赤毛のアン」を観ました。

「赤毛のアン」
2008年3月22日17時30分開演
at 劇団四季 自由劇場

このような名作にもっと早く出会いたかった。まさに自分の子供に見せてあげたいミュージカルナンバーワンですね。「ライオンキング」よりもいいです。

080202|ウィキッド|劇団四季  

Posted by niihar in

今日は劇団四季の「ウィキッド」を観ました。

「ウィキッド」
2008年2月2日17時30分開演
at 電通四季劇場 海

年末に「ウィキッド」を観に行ったときは、1階のA席だったのですが今回は2階のC席。観る座席によって、違った風に見えるのも演劇ならではの魅力ですね。

marinoa net - 劇団四季「ウィキッド」を観ました。

080119|キャッツ|劇団四季  

Posted by niihar in

080113|ペテン師と詐欺師|日生劇場  

Posted by niihar in

きょうは日生劇場で「ペテン師と詐欺師」というミュージカルを観てきました。元々、「Dirty Rotten Scoundrels」という映画があって、それが原作になってます。この作品を選んだ理由は主演が「鹿賀
丈史」、「市村正親」というベテランだったから。特に、鹿賀さんに関しては、去年観た帝国劇場のミュージカル「ジキル&ハイド」で惚れ込んでしまったのです。

「ペテン師と詐欺師」
2008年1月13日18時開演
at 日生劇場

久しぶりの日生劇場でしたが、この劇場のつくりは独創的であり品のよさを感じさせますね。

東京観劇レポート