昨日は、劇団四季の「むかしむかしゾウがきた」の千秋楽公演に行ってきました。 一昨日の「夢から醒めた夢」が夜公演だったので、感動の覚めないうちにいつものように浜松町の劇団四季へ向かいました。

むかしむかしゾウがきた
2008年8月24日(日)12時開演
劇団四季 自由劇場

この作品もファミリー向け、というだけあって観ていて楽しかったです。九郎衛門という名前の象が主役なのですが、2人の役者さんが着ぐるみの中に入っていたのですが超リアル。まるで本物の象のようでした。劇団四季は、CATSやライオンキングなど動物系の役を演出するのが本当に上手い。感心しました。

このミュージカルでは、「ひろめ屋」と呼ばれる当時の新聞屋さんのような人がストーリーテラーなのですが、ベテランというだけあってこれもよかった。あと、「太郎坊」役の石井雅登さんは「ユタと不思議な仲間たち」のユタだろうなぁとか、おミヨ役の大徳朋子さんはほんとに童顔だなぁとか。なんだか、ボクも結構な演目を観てきたなぁ、と感慨深い気分になってしまいました。

ストーリーは、中国からの贈り物であるゾウが日本のとある村にやってくるお話。

ゾウと人間、いのちの大切さは一緒。

というメッセージがヒシヒシと伝わってきました。愛犬のマリィとノアも、人間とおなじ大切ないのちを持っていることを再認識しつつ、お留守番させていることに心が痛みました。最近、涼しくなってきたから、近いうちに一緒にお出かけしよう。そうしよう。

千秋楽でしたが、特別な演出は無かったけれど公演が終わったあとにロビーで出演者全員が出迎えてくれました。そこで感心したのは出演者の方々の目力(めぢから)です。数百名もの観客に対して握手しているのに一人一人に対してお客さんの目を観てちゃんと「ありがとうございました」と丁寧に挨拶しているんです。たぶん、ボクだったら百人くらいで頭が痛くなってしまう。プロ意識がとっても高いなぁ、とあらためて四季ファンになってしまいました。

(出演者)

ひろめ屋 : 川口雄二
太郎坊 : 石井雅登
太郎衛門 : 青山祐士
おゆき : 大橋伸予
おミヨ : 大徳朋子
ゴンじい : 深見正博
与作・家老 : 川地啓友
松吉・殿様 : 高林幸兵
七郎 : 田島康成(劇団昴)
唐の国のお使い : 龍澤虎太郎
敵兵頭 : 関 与志雄
九郎衛門 : 伊藤礼史 中村智志

【男性アンサンブル】
村中弘和
玉井晴章
安江洋介
ユ スングク
瀧澤行則
鈴木伶央
新庄真一
【女性アンサンブル】
須田綾乃
桜 小雪
熊本梨沙
大槻純子
山本奈未
宮尾有香

This entry was posted on 2008年8月25日月曜日 at 18:20 and is filed under . You can follow any responses to this entry through the comments feed .

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